シラバス参照

履修年度 2020 
担当教員

片岡 了

連番 11140035901 
曜日・時限・開講期 水曜日 5時限 前期
期間 前期 
授業形態 講義 
分野系列 <社会教育主事関連科目> 
学年 3年生 
単位
講義名 ジェンダー問題と社会教育 
開講キャンパス 板橋
備考 https://www.daito.ac.jp/information/open/college/numbering/list.html 
最終更新日 2020-02-28 19:34:28.443



授業の
概要
(Outline
of
course)
社会が急激に変化するなかで、個人のライフスタイルや価値観も多様化している。ジェンダーの視点を通して変わりゆく社会のあり方と自らの生活を見直していくことが必要である。自分の発達段階で影響を受けたジェンダーを振り返りながら、生活や労働において固定的な価値観にとらわれない思考力を身につけていくことが大切である。しかしジェンダーという言葉自体、知っていてもまだあいまいにとらえられていることが多い。日ごろ意識することなくジェンダーにとらわれて生活していることも少なくはない。本講義は、日常の暮らしのなかのジェンダーについて、①生まれてから発達段階で発生するジェンダーの問題、②学校で子どもが出あうジェンダーの問題、③ドラマ、アニメ、映画などの物語のなかに見られるジェンダーの問題、④テレビで目にするコマーシャルや広告ポスター、チラシにあるジェンダーの問題、⑤職場や家庭のなかに存在するジェンダーの問題を考えいく。これらについて、ワークシートに記入したりグループで討議したりして問題点を発見し、問題の解決や事態の改善に向けた方策について考える。 
授業の
到達目標
(Attainment
targets
of Course)
○ジェンダーの概念を理解し、自分の考えを築くことができる
○発達段階に応じたジェンダーの形成について説明することができる
〇社会生活の中にあるジェンダー・バイアスに気づくことできる
○社会教育指導者としてジェンダー問題に対応することができる 
授業の
形態
(Course
method)
○講義形式で行う
○ワークシートを活用する
○グループ作業を行う
〇映像資料を使用する 
授業計画
(Class
schedule)
回数 授業内容 担当教員
第1回(Day 1) ガイダンス(授業の進め方、課題などの説明)  片岡了 
第2回(Day 2) 発達段階で発生するジェンダー問題を、男女の違いから考える。自ら経験を振り返りながら問題点を整理する。   片岡了 
第3回(Day 3) 発達段階で発生するジェンダー問題を、幼児期の体験をもとに考える。自らの経験を振り返りながら問題点を整理する。  片岡了 
第4回(Day 4) 学校で出会うジェンダー問題を、「隠れたカリキュラム」に基づいて考える。自らの教育体験を振り返りながら問題点を整理する。  片岡了 
第5回(Day 5) ジェンダーに関する社会問題をテーマにしたディスカッションの準備のため、これまでの学習内容を振り返る。  片岡了 
第6回(Day 6) ジェンダーに関する社会問題をテーマにしたディスカッションの準備のため、グループで話し合いを行なう。  片岡了 
第7回(Day 7) ジェンダーに関する社会問題をテーマにしたディスカッションをグループで実際に行なう。  片岡了 
第8回(Day 8) テレビドラマのストーリーなかに見られるジェンダーの問題を取り上げて意見交換する。  片岡了 
第9回(Day 9) アニメのなかに見られるジェンダーの問題を取り上げて意見交換する。  片岡了 
第10回(Day 10) 映画のなかに描かれたジェンダーの問題を取り上げて意見交換する。  片岡了 
第11回(Day 11) テレビで目にするコマーシャルのなかにあるジェンダーの問題を考える。  片岡了 
第12回(Day 12) 広告ポスターに描かれるキャラクターを題材にジェンダーの問題を考える。  片岡了 
第13回(Day 13) 雇用や労働の形態、職場環境のなかに存在するジェンダーの問題について概説した上で意見交換する。  片岡了 
第14回(Day 14) 家事や育児、介護など家庭生活のなかでみられるジェンダーの問題について概説した上で意見交換する。  片岡了 
第15回(Day 15) 全体のまとめ  片岡了 
授業外の
学習
(Way of
self-study)
調べる際に附属図書館や地元の公共機関を活用してください。
授業後には学習したことを整理してください。
授業外の学習は毎回の授業に予習復習120分をあてる。 
教科書
(Textbooks)
特になし。レジュメやワークシートなど配布資料を活用する。 
参考文献など
(Books for
reference)
授業中、授業内容に応じて適宜紹介する。 
成績評価の
方法・基準
(Assessment
procedures
and
Standards
for
Academic
results)
評価方法 割合 評価基準
筆記試験   %   なし 
実技評価   %   なし 
レポート評価   60  %   課題レポートを作成する。 
平常点評価   40  %   授業に積極的に参加する。 
その他   %   なし 
履修上の
注意
(Important
notes for
applying
to
the course)
授業中に積極的に参加し意見を述べるようにしてください。 
連絡先・
連絡方法
など
(Contact
information/
way to
contact)
連絡先:教職課程センター事務室に連絡する。
連絡方法:授業前後の休憩時間を使用する。 
その他
(Others)
人間性、自由、多様性、平等などのキーワードを大切にして考えてください。 
画像
(image)
添付ファイル
(File)


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